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【コラム】結局どっちが正解?ペットボトルのラベル剥がすor剥がさない




みなさんは普段、ペットボトルをどうやって捨てていますか?
私は自治体のルールのとおり「ラベルを剥がして、中を軽く水ですすいで」から回収に出しています。他の自治体の多くも同じようなルールではないでしょうか。
でも、自宅以外のゴミ箱……
街中の公園や、自販機の横や、駅、コンビニなどに設置してあるゴミ箱だと「飲み終わったそのまんまのペットボトル」を捨ててもOKですよね?



あれ?じゃあ本当はラベルって剥がさなくても問題ないってこと?

中を洗うのも、実はそんなに重要じゃない?
どうしてルールが違うのか、結局どっちが正しいのか?調べてみました。

捨て方で決まる、ペットボトルの「第二の人生」

どうやら、ペットボトルは「どう捨てられたか」によって、リサイクル後「何に生まれ変わるか」が大きく変わるようです。

💡 洗ってラベルを剥がしてリサイクルに出した場合

新しいペットボトルに生まれ変わる!


💡 飲み終わってそのままリサイクルに出した場合

白衣・作業着などのユニフォーム繊維、日用品のパッケージ、ゴミ箱・プランターなど様々なプラスチック製品に



ペットボトルからまた新しいペットボトルを作る技術は「ボトルtoボトル」といって、キレイで状態の良いペットボトルを材料にする必要があります。

汚れや異物が付いた材料を使うと、飲料を入れる容器としての強度や衛生面に問題が発生してしまうためです。

だから、不純物が多い街中のゴミ箱から回収されたペットボトルは、品質基準をクリアできる他のプラスチック系製品の原料に使われるというわけです。

結局リサイクルできるならどっちでもOK!…というわけではない?

キレイなペットボトルも汚れたペットボトルも、結局どっちも再利用されてるんだ!

じゃあラベルが付いたままでもいいってことね!

…と言いたいところなんですが、実はそうとも言い切れないようです。

それは「リサイクルのループができるか/できないか」というのが重要なポイントだから。

例えば…

汚れたままのペットボトルはユニフォームにリサイクルできるけれど、そのユニフォームはペットボトル製の繊維以外にも別の素材で作られていたりするから、全く同じものにリサイクルするのは難しい。

紙リサイクルでも、純白の紙にカラフルなインクで印字したチラシを作ったとして、そのチラシを純白の紙にリサイクルすることはできません。




リサイクルするたびに様々な素材が混ざることで、どんどん再生できる製品が限られていきます。

そして最終的にはもうそれ以上のリサイクルができないごみとなってしまうのです。

一方「ボトルtoボトル」リサイクルでは、不純物を排除したキレイなペットボトルだけを材料とすることで、ぐるぐる回るリサイクルループを実現しています。
つまり「ラベルを剥がす・中を洗う」というひと手間が、真の意味での資源循環の実現につながっているのです✨

「リサイクルループ」を実現するために…

ひと昔前まではものすごく難しいものとされていた「ボトルtoボトル」リサイクルも、分別機械・洗浄機械の発達によって少しずつ割合が高まってきています。
PETボトルリサイクル推進協議会によると、2025年度に国内で販売された指定ペットボトルのうち「ボトルtoボトル」でリサイクルされたのは37.7%

(他のプラ製品になる割合よりも多いです!)
これを50%まで引き上げるのが飲料業界の現在の目標だそうです。


外出先でペットボトルを捨てるときに完璧に洗って分別するのはちょっと難しいかもしれないけれど、
⭐ 飲み残しを入れたままにしない!
⭐ ボトルの中にゴミを詰めたりしない!
(もちろんペットボトルのゴミ箱に他のゴミを入れない!)
とかは十分できそうですよね!
これだけでもかなり意味のあることなんだなぁ。

あとがき

結果的に、普段家庭で行っている

「洗ってラベルを剥がす」という捨て方は、ものすごく意味のある行動!

ということが分かりました👏

「リサイクル」であっても、そのすべてで完璧な循環ができるわけではないんですね。

ボトルtoボトルリサイクルの割合をこれからもっと増やしていくためには、「私たちの分別行動の徹底」「リサイクル技術の発達」はもちろん、社会のルール自体をできるだけ循環可能な方向に寄せていくことも重要なのかもしれないな、と思いました。
この記事を書いた人
ぐるっとポン事務局
まつ
夏場はきっちり洗ったペットボトルに水を入れて凍らせ、それにタオルを巻いたものを抱いて寝ています。逆湯たんぽ!



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